産業理学療法士
産業理学療法士とは
産業理学療法士は “身体づくり” と “作業管理” であなたの職場を守ります。
病院でリハビリをしている理学療法士とは違い、医療・運動・人間工学の知識を活かして働く人のための身体づくりと作業管理を行う、産業保健を専門とした理学療法士のことです。
理学療法士はヒトの身体と動きを熟知しているため、社会で働く人々に対して安全で健康に働けるために必要な体力や運動機能の向上、効率的で身体に負担をかけないための作業の改善に向けて支援することができます。また、たとえ病気や障害を抱えても職業リハビリテーションを通じて再び働きがいをもって復職できるための両立支援も行うことができます。
欧米やオーストラリアなど諸外国の企業では、腰痛などの筋骨格系疾患の予防で産業理学療法士を導入することがスタンダードであり、その成果も国民に知られています。日本でも企業における産業理学療法士の導入は始まっており、成果も出ています。ぜひ国内において先進的な健康づくりへの取り組みをしたい企業様には産業理学療法士の導入をおすすめします。
産業理学療法士を導入するメリット
労働災害の予防&生産性の向上
動きやすい身体とやり方で、労災が減り、仕事の質が変わる!
多くの企業では主に産業医や保健師が産業保健活動を行っていますが、よりトータルサポートするためには多職種によるチームアプローチが重要になります。
人が仕事することを車の運転に例えるとしたら産業医や保健師は運転手やエンジンを整備する役割であり、上手く進むために必要なハンドルやアクセル・ブレーキ、タイヤを整備するのが産業理学療法士の役割です。労働災害の予防や生産性の向上のためにも働く人々がより効率的で安全に動けることが大切です。
そして桜十字の産業保健チームには、産業理学療法士も在籍しているためこのチームアプローチによるトータルサポートを実現することができます。
産業理学療法士の支援内容
からだの安全・健康づくり支援
腰痛や転倒などの労働災害予防に向け、社員への研修会や運動測定機能を通じた支援を行います。
これまでの実績
・医療・福祉業にて腰痛の労働災害8割減少
・厚生労働省の「見える」安全活動コンクールにて転倒災害及び腰痛を防ぐための「見える化」で優秀賞を受賞。
導入実績
設備工事業/食料品製造業/木材・木製品製造業/鉄鋼業/金属製品製造業/映像・音声・文字情報制作業/道路旅客運送業/道路貨物運送業/倉庫業/各種商品小売業/娯楽業/保健衛生業/社会福祉事業/労働者派遣業/地方公務/その他の製造業/医療業
その他の産業理学療法士の支援内容
治療と就労の両立支援
病気や怪我の治療をしながら、または障害を抱えた状態でも安心して就労ができるための職業リハビリテーションを通じた支援を行います。※
あなたの会社で病気や怪我から復職される方、障害をかかえた状態で就労される方はいらっしゃいませんか?
からだも回復して主治医や産業医から復職の許可もでた、会社の受け入れる準備もした、けれど…この先、自分たちだけで復職の支援が上手くできるだろうか。できる仕事を増やしていけるだろうか。上手くいかずに辞めてしまわないだろうか。など心配になりませんか?
桜十字では、産業医面談後も定期的に理学療法士が現場に訪問し、実際の作業現場の状況を見ながら「できる仕事」と「やりがい」を失わない支援を行います。

復職対象者の例
・脳卒中等の脳血管疾患、骨折や肩・腰の術後等の整形外科疾患
・循環器疾患の術後、呼吸器疾患で在宅酸素が必要な方 など
※産業医契約または産業理学療法士の年間契約をしていただいている企業様に限ります。
ご予約・オプション追加・検査内容に関するお問い合わせは
0570-550-182