「メディメッセ桜十字」は、東京大学医学部発ベンチャー ACCELStarsとの共同開発により、世界最高精度のアルゴリズムとウェアラブルによる「睡眠データ」と「健診データ」等の医療データを組み合わせた「ウェアラブル睡眠ドック Hypnos」の提供を2023年9月1日から開始します。
厚生労働省の発表によると、睡眠時間を国際比較した結果、日本人の睡眠が世界で最も短く、過去20年間にわたり日本人の睡眠時間は減少を続けています。この慢性的な睡眠不足は、日中の眠気や記憶力減退など精神機能の低下だけでなく、糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病にも深く関連することが明らかにされています。 睡眠障害の一種とされる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(以下、OSAS)においても同様に、日本人の潜在患者数は500万人に及ぶとされながら、OSASの検査および診断においては、病院での脳波測定が必要という高いハードルがあります。
このような社会課題に対しメディメッセ桜十字は、ACCELStarsの持つ世界最高精度のアルゴリズムとウェアラブルにより可視化された「睡眠データ」と「健診データ」等の医療データを組み合わせ、睡眠状態と生活習慣の相関性を分析。それをもとに実施する保健指導を、これまでになかった睡眠領域から行うことで、睡眠だけでなく、日中の改善に向けた生活の質の向上を目指します。
このウェアラブル睡眠ドックは、自宅でデバイスを付けて眠り、スマートフォンによる問診に答えるだけという睡眠計測の簡易化を、医療利用可能なレベルで実現しました。これにより、睡眠状態によるスクリーニングが可能となり、睡眠障害との関連性が高いOSAS等の潜在患者を抽出し、早期の治療移行が可能となります。
ウェアラブル睡眠ドック Hypnos(ヒプノス)
世界最高精度の技術で中途覚醒を検知
睡眠医療において重要視される睡眠効率(床上時間に対して実際に眠れた時間)。
この睡眠効率を把握にする上で必要な「中途覚醒」を世界最高精度の技術で検知。これにより医療機関の脳波測定と同等精度の睡眠測定が自宅で可能になります。
睡眠レポート+健診結果による生活習慣の改善
睡眠データと健診結果等の医療データから、睡眠状態と生活習慣の相関性を分析。そのデータをもとに、保健師が睡眠の領域から保健指導を行い、快眠に向けサポートします。
睡眠によるスクリーニングで潜在患者を抽出
睡眠状態の可視化によるスクリーニングで、睡眠障害と関連性の高い疾患の潜在患者を抽出。その後、早期検査や早期治療への移行につなげます。
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127907.html